ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 2026 完全ガイド
2023年6月にオープンした「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 ‐ メイキング・オブ・ハリー・ポッター」は、世界最大規模の室内ハリー・ポッター体験施設であり、アジア初の同種施設です。東京都練馬区の旧としまえん跡地に位置し、約3万平方メートルの展示空間が広がります。
映画の実際のセットを間近に体験できる、テーマパークでも博物館でもない独自の形式が最大の特徴です。
基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 正式名称 | ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 ‐ メイキング・オブ・ハリー・ポッター |
| 住所 | 〒179-0074 東京都練馬区春日町1-1-7 |
| 最寄り駅 | 豊島園駅(徒歩約2分) |
| 公式サイト | wbstudiotour.jp |
| 営業時間 | 日によって異なる(公式カレンダー要確認)平日約19:00、週末約22:00まで |
| 推奨滞在時間 | 3〜4時間(熱心なファンは5時間以上) |
アクセス
池袋から(推奨ルート)
西武池袋線 → 豊島園駅(直通・約17分・¥190)、徒歩約2分
新宿から
都営大江戸線 → 豊島園駅(直通・約20分・¥280)
東京駅から
池袋または新宿経由で乗り換え、合計約40〜50分
羽田空港から
2026年3月より、羽田空港から施設入口まで直通のリムジンバス新路線が運行開始。電車の場合は品川・新宿経由で約60〜70分。
成田空港から
成田エクスプレスで新宿、都営大江戸線に乗り換えて豊島園駅、合計約90分
無料シャトルバス
光が丘駅(都営大江戸線)・早稲田駅から約15〜20分に1本運行、乗車約10分
チケット料金(2026年更新)
2026年1月17日より変動価格制を導入(繁忙期は若干高め)。
| 種別 | 料金 |
|---|---|
| 大人(18歳以上) | ¥6,300 〜 ¥7,000 |
| 中人(12〜17歳) | ¥5,200 〜 ¥5,800 |
| 小人(4〜11歳) | ¥3,800 〜 ¥4,200 |
| 3歳以下 | 無料 |
パッケージチケット(入場券+デジタルガイド+公式ガイドブック):大人¥9,780〜
学生割引チケット(2026年1月17日〜4月5日):¥5,000 午後入場限定(12:00以降)、学生証原本持参要
練馬区民チケット:大人¥5,000 / 中人¥4,150 / 小人¥3,000
予約のポイント
- 完全事前予約制 — 当日券の販売はなし
- 指定日・指定入場時間のチケットを購入
- 購入後の払い戻し不可(日程変更は¥1,500の手数料)
- ゴールデンウィーク・夏休み・冬休みは2〜3ヶ月前の購入を強く推奨
- 平日(繁忙期以外)は2〜4週間前でも購入可能なことが多い
公式予約:wbstudiotour.jp/en/tickets/
東京限定セット
魔法省アトリウム(Ministry of Magic Atrium)
実物大で再現。「魔法が力を支配する」像やフルー・ネットワークの暖炉を備えた圧巻の空間。
動く大階段(Moving Grand Staircase)
実際に動く大階段は世界中でここだけ。
闇の魔術に対する防衛術の教室(インタラクティブ)
スタッフが「スチューペファイ」「エクスペリアームス」を指導。杖を使った実際の呪文体験が可能。
ファンタスティック・ビーストの大魔法エクスプレス
映画「ダンブルドアの秘密」に登場する1930年代スタイルの列車を再現。
主な見どころ
ホグワーツ内部:大広間、グリフィンドールとスリザリンの談話室・寝室、ダンブルドア校長室(憂いの篩付き)、魔法薬の教室、必要の部屋、ホグワーツ橋
キングズ・クロス駅とダイアゴン横丁:9と4分の3番線(本物の1937年製蒸気機関車が展示)、オリバンダーの杖の店、ウィーズリー・ウィザード・ウィーズなど
禁じられた森:奥に進むほど幻想的な雰囲気に
インタラクティブ体験:箒グリーンスクリーン体験、クィディッチ観客体験、動く肖像画作成、杖による決闘
2026年特別イベント:ホグワーツからの招待状
期間:2026年3月18日〜9月6日
TIXVOYで公演と二次流通チケットを確認できます。決済状況はStripe Connectで追跡されます。席種、受け渡し方法、入場条件を確認してください。
「ハリー・ポッターと賢者の石」公開25周年を記念し、大広間が組分け帽子セレモニーの会場に変身。通常チケットでも参加可能。
特別ガイドツアー(専用体験付き):大人¥14,800
フード&ドリンク
バタービールバー(世界最大)
- バタービール(ノンアルコール・カップ付き):¥1,100
- フローズンバタービール(専用タンブラー付き):¥1,300
- バタービールミルクシェイク:¥950
- バタービールプリン:¥500
バックロットカフェ
四寮テーマのセットメニュー、色が変わるドリンク、アンブリッジ先生のアフタヌーンティー(東京限定)
実際に行ってみた感想:魔法の世界に足を踏み入れる
大広間に入った瞬間
初めて大広間に足を踏み入れたとき、入口で30秒ほど動けなかった。天井に浮かぶキャンドルがゆらゆらと揺れ(プロップだと分かっていても光の演出が見事すぎる)、四寮のテーブルには精巧な食器と食べ物の模型が並び、壁面には歴代校長の肖像画が掛けられている。足元の石畳の質感、ゴシック窓から差し込む光、すべてが映画そのもの。
スタッフが入口で記念写真を撮ってくれるが、僕のアドバイスは——入ってすぐスマホを構えないこと。まず目を閉じて深呼吸してほしい。木と石と微かな甘い香りが混ざった独特な空気を感じ取れる。これも計算された演出の一部。
ダイアゴン横丁:財布の紐が危険になる場所
ダイアゴン横丁は施設全体で一番好きなエリアだった。各店舗の中に実際に入れる——オリバンダーの店では数千本の杖が床から天井までの棚にびっしり並び、ウィーズリー・ウィザード・ウィーズには色とりどりのいたずらグッズが山積み。しゃがんで商品タグをよく見ると、すべてガリオン・シックル・クヌートで値付けされている。最も端の小さな小道具にまで妥協がない。
通りの突き当たりのグリンゴッツ銀行は、大理石ホールの天井にシャンデリア、ゴブリンの窓口の後ろには帳簿と金貨が——ディテール密度が異常なレベルに達している。
禁じられた森:一人で入ると本当に怖い
午後3時頃に禁じられた森エリアに入った。この時間帯は人が少なめだった。最初は樹木の彫刻と照明が森の雰囲気をうまく作り出していて心地よい。しかし奥に進むと、頭上の枝の間で何かがサッと動く。後ろを振り返ると小道が霧に包まれ、前方から低い唸り声。あの数秒間の恐怖は本物だった——テーマ施設だと理性では分かっていても、体が勝手に緊張する。
子連れの場合は小さいお子さんの手を握って入ることを強くおすすめする。怖がりの大人でも若干びびる(恥ずかしながら自分がそうだった)。
魔法省:東京でしか味わえない圧倒感
ロンドンの施設にはない東京限定のセット。魔法省中央アトリウムの規模は想像を遥かに超えていた——10メートル以上の天井、黒い大理石の床、中央にそびえる「力の魔法」像。像の下に立って見上げると、権力の重圧を肌で感じる。周囲のフルーネットワーク暖炉は数秒おきに緑の炎が閃き、重低音の魔法効果音が空間に響く。
あの場に立って初めて、映画でハリーが魔法省に足を踏み入れたときの感情を理解できた気がした。
写真撮影のコツ(2回行って分かったこと)
- ダイアゴン横丁のゴールデンタイム:開場直後か午後4時以降。人が少なく、無人の街並みが撮れる
- 大広間のベストアングル:入口右側から約45度。キャンドル天井と寮テーブルの全景が1枚に収まる
- 動く大階段:3〜5分に一度動くが、時刻表はない。動く瞬間を狙ってシャッターを切る——忍耐が必要
- 9と3/4番線:スタッフがカートを壁に押し込むポーズの写真を撮ってくれるが、混雑日は20〜30分待ち。先に他のエリアを回って、帰り際に寄ると待ち時間が大幅に減る
お土産の選び方
ショップが巨大すぎて、何を買えばいいか迷う。2回行った経験からの推奨:
- 杖は必買——インタラクティブ杖(¥5,500)は施設内の特定ポイントで呪文を発動できる(ギミックが動く)。コレクション用杖(¥4,500)はディスプレイ向き
- 東京限定の桜シリーズ:ここでしか買えない。お土産に最適
- ホグワーツのローブ一式(ローブ+マフラー+ネクタイ)は約¥15,000〜20,000。入場直後に入口付近のショップで購入して着用してから見学すると、没入感が段違い
- 予算が限られているなら:1つだけ買うならインタラクティブ杖。2つ目はバタービール(厳密にはお土産ではないが、体験としてマスト)
平日と休日の差——体験談
11月の平日と8月の週末、2回訪問した。差は歴然。
平日は施設を独り占めしているような感覚だった。ダイアゴン横丁で自由に写真が撮れ、禁じられた森はほぼ自分一人(さらに怖い)、箒体験はほぼ待ち時間なし。入場から退場まで約5時間、隅々まで見ることができた。
8月の週末は入場だけで30分並んだ。人気エリアは人だらけ、写真を撮るたびに他の来場者が写り込む。箒グリーンスクリーン体験は50分待ち。展示のクオリティは変わらないが、没入感は人の多さで確実に削がれる。
選べるなら絶対に平日を選ぶべき。 特に1月中旬〜3月(冬休み明け)と9〜11月(夏休み明け)が最高の時期。
バタービールの正直な感想
世界最大のバタービールバーは見た目のインパクトがすごい。ダークウッドのカウンター、魔法世界の雰囲気たっぷりの内装、壁に並ぶ樽と瓶。
味はどうか?正直に言うと「甘い」。キャラメルとバタースコッチが強めのノンアルコール飲料で、上にクリームが乗っている。大人が「めちゃくちゃ美味しい!」と感動するかと言うと微妙だが、体験として飲む価値は絶対にある。写真映えもするし、カップは持ち帰れる。
おすすめはフローズンバタービール(¥1,300)。通常版より甘さが抑えめで、専用タンブラーもカッコいい。夏場なら間違いなくこっち。
デジタルガイドの価値
¥1,480のデジタルガイドは5言語に対応(日本語・英語・中国語簡体字/繁体字・韓国語)。ハリポタの熱心なファンなら正直なくても8割は楽しめる。ただしデジタルガイドが提供する制作裏話は相当面白い。例えば大広間の床にある特定のタイル模様が実はある重要なシーンのために設計されたものだとか、魔法省の像の姿勢にはナチス時代のプロパガンダ彫刻に対する皮肉が込められているとか。ガイドなしでは一生知らない情報が詰まっている。
結論:映画制作に興味があるなら買い、セットで写真を撮るのがメインなら不要。
周辺エリアの過ごし方
施設を出た後、近くの練馬区には意外と見どころがある。としまえん跡地の一部はワーナー施設に、残りは練馬城址公園として整備された。春は桜が見事で、施設内のハリポタ体験と日本のお花見という異色の組み合わせが楽しめる。
また、豊島園駅から池袋まで西武線で17分。池袋はサンシャイン60展望台やアニメ関連の店が充実しているので、午前中にハリポタ→午後に池袋というルートは非常に効率がいい。
リピートする価値があるか?
2回目の訪問で気づいたのは、1回では全てを消化しきれないということ。初回は興奮してテンポよく見て回ってしまい、セットの裏側にある小さなメモや隠れたディテールを見逃していた。2回目でようやく「あ、ここにこんな仕掛けが」という発見がたくさんあった。特に季節限定イベントが頻繁に入れ替わるので、以前来たことがある人にも新しい体験が待っている可能性が高い。
夏に訪問するなら飲み物持参をおすすめする。施設内のドリンクは高めで、特に行列中は喉が渇く。未開封ペットボトルは持ち込み可能だ。
よくある質問
Q:当日券はありますか?
ありません。すべて事前オンライン予約制です。
Q:ユニバーサル・スタジオ・ジャパンとの違いは?
USJはテーマパーク(アトラクションあり)、東京は映画製作の舞台裏展示(乗り物なし)。セットの中を歩ける東京は、より映画ファン向けの体験です。どちらも価値があり、どちらが自分に合っているかで選んでください。
Q:子連れでも大丈夫?
問題ありません。3歳以下無料、ベビーカー貸出(無料)あり、段差も少なくバリアフリー対応済みです。
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